
VMAX高価買取のポイント
1985年に北米向けとして初代V-MAXが誕生、やがて欧州に続いて日本でも750規制が解禁となったことで国内仕様が導入され人気を博しました。
その後2009年に初のフルモデルチェンジが実施され排気量を1700ccへアップした2代目V-MAX1700が登場し、金剛力士像をデザインコンセプトとした唯一無二のデザインで多くの人々を魅了しました。
2017年に生産終了がアナウンスされ、以後国内メーカーからV-MAXのようなマッスルバイクが出ていないことにより買取相場は相変わらず一定の高額水準を守っています。
高価買取のポイントとしては逆輸入モデルは国内仕様モデルよりも5%~8%程度買取相場は高値にある傾向にあります。
V-MAXはオリジナルそのままの状態でもかなりの高額査定が期待できるモデルです。
日頃のメンテナンスや保管状態が高価買取のポイントに繋がります。
また、オリジナルの雰囲気を残したままのマフラーや外装パーツのカスタムが好まれやすく、買取額へプラスいたします。
国内外問わず需要が高いことから事故車等も高額で取引されていますので、オリジナル車両からカスタム車両、事故車不動車のV-MAXの高価買取もバイクワンへお任せください。
買取実績_VMAX①
車種名 | VMAX 60th anniversary |
年式 | 2016年 |
型式 | RP21 |
車台番号 | JYARP211000003*** |
車体色 | ヤマハブラック |
走行距離 | 14,362㎞ |
程度 | エンジンサビ小、カバーキズ多、ラジエターサビ小、ステムサビ、ハンドルレバーキズ、ホイールキズサビ、センターキズ、タンクキズ、テールキズ小、スイングアームサビ小、ウインカーキズ、ミラーサビ、マフラーキズ、エキパイサビ、フレームキズ、ステップサビ、スタンドキズサビ |
カスタム | ETC、前後ドラレコ |
買取相場 | 165万円~195万円 [!最新買取相場をcheck!] |
買取実績_VMAX②
車種名 | VMAX |
年式 | 2014年 |
型式 | EBL-RP22J |
車台番号 | RP22J-009*** |
車体色 | マットグレーメタリック |
走行距離 | 8,365㎞ |
程度 | エンジンサビ、カバーキズサビ、ラジエターサビ、Frフォークアウターキズサビ、ステムサビ、ハンドルキズ、ホイールキズ、センターキズ、サイドキズ、タンクキズ、前後フェンダーキズ、Rrサスサビ、スイングアームキズサビ、ウインカーキズ、ライトキズ、ミラーサビ、マフラーキズ、エキパイサビ、フレームサビ小、ステップキズサビ、スタンドキズ |
カスタム | PRUNUSフルエキマフラー、エアインテークカバー、サイドカバー、スクリーン、ETC他 |
買取相場 | 145万円~170万円 [!最新買取相場をcheck!] |
買取実績_VMAX③
車種名 | VMAX |
年式 | 2012年 |
型式 | 不明 |
車台番号 | JYAVP29E8CA****** |
車体色 | マットブラック |
走行距離 | 22,432㎞ |
程度 | エンジンサビ小、ラジエターフィン凹み小、Frフォークアウターキズ、ホイールキズ多、ブレーキマスターサビ、センターキズ、サイドキズ、テールキズ、スプロケキズ、ウインカーキズ、ミラーキズ、マフラーキズ、エキパイカバーキズ、フレームサビ小、ステップキズ、スタンドキズ小 |
カスタム | エアインテーク・サイドカバー他オールペン、ミラー、リアフェンダーレス、ETC |
買取相場 | 140万円~165万円 [!最新買取相場をcheck!] |
買取実績_VMAX④
車種名 | VMAX |
年式 | 2012年 |
型式 | EBL-RP22J |
車台番号 | RP22J-007*** |
車体色 | ブラックメタリックX |
走行距離 | 26,784㎞ |
程度 | エンジンサビ/下キズ多、カバーキズ、ラジエターサビ、ハンドルキズ、ホイールキズサビ、センターキズ、テールキズ、Rrサスサビ、スイングアームサビ、マフラーキズ、エキパイサビ、フレームキズ、ステップキズ、スタンドキズ |
カスタム | リアフェンダーレス、ETC |
買取相場 | 125万円~150万円 [!最新買取相場をcheck!] |
買取実績_VMAX⑤
車種名 | VMAX |
年式 | 2009年 |
型式 | VP29 |
車台番号 | JYAVP29Y09A****** |
車体色 | ブラックメタリックX |
走行距離 | 4,523㎞ |
程度 | エンジンサビ、カバーサビ小、ラジエターサビ、キャブサビ、Frフォークアウターサビ小、ステムサビ小、ハンドルサビ、ホイールキズサビ、センターサビ小、サイドキズ小、タンクキズ、テールキズ、Rrサスサビ、スイングアームサビ、ミラーサビ、マフラーサビキズ小、エキパイサビ、フレームサビキズ小、ステップサビキズ小、スタンドサビ |
カスタム | スクリーン、ETC |
買取相場 | 160万円~195万円 [!最新買取相場をcheck!] |
VMAXスペックとは
1985年、当時最大マーケットである北米に向けて「パワー&マッチョスタイルを具現化」「ゼロヨン10秒」「アメリカ人が求めるアメリカン」を開発コンセプトに[VMAX]が誕生しました。
ベンチャーロイヤルの水冷4ストローク70°V型4気筒DOHC1,198ccエンジンをベースに6,000回転以上でバルブが開き始め、1シリンダーあたり2キャブレターとなる「Vブーストシステム」を搭載し、最高出力145PS、最大トルク12.4kgmを発揮する圧倒的なパワーと、V型エンジンを際立たせる左右のエアクスクープを装着したドラッガースタイルで国内外で大きな話題となりました。
日本では免許制度に「中型免許」が導入され、大型免許を取得するには合格率数%の限定解除(一発試験)に合格しなくてはならない時代でしたが、VMAXに乗るために限定解除に挑む人が多発したほどの人気ぶりだったようです。
1986年、北米でヒットしたことを受け欧州向けにも輸出が開始されました。
欧州では各国で出力規制があったため、Vブースト未搭載で最高出力100PS、最大トルク11.7kgmに抑えられていましたが、欧州でも瞬く間に人気モデルとなりました。
1987年、北米仕様はフロントホイールのデザインが5本スポークからディッシュタイプに変更されました。
※欧州仕様は1989年からディッシュタイプを採用。
1990年、国内メーカーによる排気量750cc自主規制が解禁となり、ヤマハのオーバーナナハン第一号としてVMAXが国内販売開始となりました。
しかしながら上限100PSの自主規制はまだあったため、欧州仕様同様にVブースト未搭載の最高出力97PS、最大トルク11.3kgmを発揮する低中速域での加速を重視した専用セッティングが施されました。
1993年、小変更が行われました。
共通変更としてフロントブレーキディスクをフローティング化、ディスク径をφ282mmからφ298mmへアップ、焼結パッド装備の異形4ポッドキャリパーを採用しました。
国内仕様では上記変更に加えて、ヘッドライト常時点灯、ハザードランプ追加が行われました。
1999年、国内仕様はカタログ落ちとなりました。
輸出仕様はシフトドラムが改良されています。
2001年、輸出仕様はフロントフォークにインナーチューブガードが採用されました。
2003年、アメリカの排ガス規制ARB TIRE1と日本の平成10年度の排ガス規制に適合しました。
点火方式をCDI点火からデジタルのTCI制御に変更したことで最高出力が135PSに絞られました。※カナダ仕様は140PSのまま。
2006年、アメリカのEPA(Class3)排ガス規制に対応するため、カムプロフィールを変更しました。
同時に最高出力は135PSに統一されました。
2007年、初代VMAXはカタログ落ちとなりました。
独自の世界観で市場に大きな影響力を与えた初代VMAXは2007年末で累計生産台数約10万台を達成しました。
2008年、初代登場から24年ぶりにFMCが行われ2代目[VMAX]が誕生しました。
新設計水冷4ストローク65°V型4気筒DOHC4バルブ1,679ccエンジンはカムチェーンレイアウトを採用することでコンパクトな燃焼室を実現し、吸気ファンネル部には回転数に応じてファンネル長をロング/ショートに切り替える電子制御システム[YCC-I(Yamaha Chip Controlled Intake)]を搭載、燃料供給系にF.I、そして電子制御スロットルである[YCC-T(Yamaha Chip Throttle )]を採用することで優れたレスポンスと加速性能を可能としました。
新たにオールアルミ製フレームを設計、メインフレームに重力鋳造アルミ中空材、リアフレームにCFアルミダイキャストと押出材の溶接構造の構成とし、高次元な剛性バランスで優れた直進安定性を実現しています。
足回りにはフルアジャスタブル式のφ52mmの正立式フロントフォークとリンク式モノクロスサスペンション、ウェーブ形状大径ディスクブレーキに対向6ピストンキャリパー、新開発の3ポジションABSシステム、前後18インチの専用開発タイヤを採用し、優れた加速感と強力な制動力、そして自然な制動フィーリングを可能としました。
初代のアイデンティティを受け継いだフロント左右のエアインテークとV型エンジンを際立たせる躍動感あふれる唯一無二のスタイリングで初代同様に国内外問わず絶大な人気を持ち続けているモデルです。
2017年、日本国内モデルの取扱い終了が決定、北米モデルは2020年まで販売されていたようです。
2009y VMAXスペック詳細