
Z400FXの高価買取のポイント
1979年に登場したカワカキZ400FXは、1980年代のバイクブームを牽引したモデルで旧車好きではなくともその名を一度は聞いたことがあると言っても過言ではないほどの知名度を持っています。
発売当時を知らない世代にも影響を与え、登場から40年以上経過した現在でもプレミア価格がついています。
バイクワンには多くのZ400FXの買取実績があり、長期で見ても相場は非常に高値で安定している、もしくは徐々に上がっている傾向にあると考えています。
Z400FXの中で最も人気が高いのはやはり最終E4型です!当然、人気に比例して買取額も200万円以上の実績が多数存在しています。
型を問わず高い買取価格をご提示できる条件は、カスタム内容よりもレストアの内容や車体のコンディションです。
状態の良い車体でしたらより高く買取することが可能になります。
その他、車体や部品自体に価値がありますので、事故車や不動車でも高価買取可能です!是非バイクワンへご売却ください。
Z400FX買取実績_1
車種名 | Z400FX E4 |
年式 | 1982年 |
型式 | KZ400E |
車台番号 | KZ400E-040*** |
車体色 | ブラック/レッド |
走行距離 | 24200㎞ |
程度 | 外装小キズ |
カスタム | レストア車、フレーム補強・塗装、シート張替等 |
買取相場 | 230万円~250万円 [!最新買取相場をcheck!] |
Z400FX買取実績_2
車種名 | Z400FX E2 |
年式 | 1980年 |
型式 | KZ400E |
車台番号 | KZ400E-014*** |
車体色 | ミッドナイトブルー |
走行距離 | 31900㎞ |
程度 | エンジンカバーキズ、全体サビ小 |
カスタム | マフラー、ハンドル周り、リアサス、シート張替、ミラー、各部メッキ等 |
買取相場 | 180万円~210万円 [!最新買取相場をcheck!] |
Z400FX買取実績_3
車種名 | Z400FX E3 |
年式 | 1980年 |
型式 | KZ400E |
車台番号 | KZ400E-026*** |
車体色 | ムーンダストシルバー |
走行距離 | 9300㎞ |
程度 | 全体キズサビ、エンジン小異音、タンク内小サビ、リアサスオイルにじみ |
カスタム | RPMマフラー、タックロールシート、ハンドル周り、オイルクーラー、Z2ミラー、メッキエンジンカバー |
買取相場 | 220万円~250万円 [!最新買取相場をcheck!] |
Z400FX買取実績_4
車種名 | Z400FX E1 |
年式 | 1979年 |
型式 | KZ400E |
車台番号 | KZ400E-002*** |
車体色 | ファイアークラッカーレッド |
走行距離 | 18000㎞ |
程度 | 全体キズサビ、タンク小凹み、エンジンオイル漏れ |
カスタム | マフラー、シート |
買取相場 | 160万円~190万円 [!最新買取相場をcheck!] |
Z400FX買取実績_5
車種名 | Z400FX E1 |
年式 | 1979年 |
型式 | KZ400E |
車台番号 | KZ400E-003*** |
車体色 | エボニーブラック |
走行距離 | 11800㎞ |
程度 | 8年不動、キャブレター詰まり、タンク内サビ大、タイヤフラットスポット、ブレーキ引きずり |
カスタム | ノーマル |
買取相場 | 170万円~190万円 [!最新買取相場をcheck!] |
Z400FXとは
1979年4月、CB400の生産終了以後途絶えていた400cc直列4気筒クラスに[Z400FX]が登場しました。
1975年に行われた免許制度の改定により「中型免許」が導入され、一発試験による大型免許取得(限定解除)の難易度があまりにも高く合格率が数%とも言われる時代だったことや、
海外輸出モデルである[Z500]をベースにしたことで400ccクラスには見えない大柄な車体だったことで発売開始後瞬く間に人気に火が付き、1980年代のDOHC4気筒ミドルバイクブームの火付け役となりました。
初のDOHCであることを強調した大き目のヘッドカバーを採用したボア52mm×ストローク47mmのクラス最速の43PSを発生する399ccエンジンと、ホイールベース1,445mmにFr19インチ、Rr18インチのホイールをあわせることで安定感のあるハンドリング特性でコーナリングを楽しめるマシンとしても高い評価があります。
なによりもZ1000Mk2やローソンレプリカ、そしてZ750FXに共通する角Zのデザインで瞬く間に人気モデルとなりこの年のトップセールスとなりました。
1979年4月販売モデルを通称”E1”型と呼びます。
同年12月、早くも小変更が行われました。
通称”E2”型です。
E2型ではグラフィックが変更された他、リアホイール幅が従来の1.85から2.15へ拡大、燃料コック形状変更、ヘッドライト下にエンブレムが追加されました。
1980年10月、再度小変更が行われました。
通称”E3”型です。
E3型でもグラフィックが変更された他、スイングアームピボット部の支持方式やフレームナンバー打刻方向の変更、ガソリンタンク下のリフレクター廃止となり、新たにヘルメットホルダーが装着されました。
1981年8月、足回りを中心に変更が行われました。
通称”E4”型です。
セミエアタイプのFrフォーク、小型ブレーキキャリパーとディスク、チューブレスタイヤ採用に伴い軽量化した対応ホイール、トランジスタ点火方式の採用、メガホンマフラー、ハロゲンヘッドランプ、ハザードランプやグラブバーなど豪華装備が備わりました。
1982年1月、カワサキ系販売店500台限定で[Z400FX GPスペシャル]が販売されました。
通称”E4A”型です。
E4をベースに通常ブラック塗装されている箇所がレッドになっています。
サイドカバーに「FX-LIMITED」エンブレムが装着されていることから「リミテッド」呼びされています。
同年3月、後継機として[Z400GP]が誕生し、Z400FXはカタログ落ちとなりましたが、再販を希望する声の多さに12月、最終型としてE4B型が販売されました。
Z400FX スペック詳細
Z400GPとは
1982年3月、Z400FXの後継機として[Z400GP]が誕生しました。
Z400FXのエンジンをベースに高圧縮化とキャブ口径をφ21mmからφ26mmへ大口径化などの各部見直しにより最高出力は従来比+5PSの48PSを発揮しました。
スタイリングはZ400FXを踏襲しつつも角型ヘッドライトやジュラルミン鍛造のセパレートハンドル、タンクからテールカウルまで一体感のあるスタイリングが特徴です。
また量産車初採用のユニ・トラックサスペンションによるマスの集中化と高い路面追従性に加え、左右の空気圧を均等化するイコライザーチューブを搭載したエア/スプリング併用Frフォークを採用、あわせてFrにはダブルディスクブレーキを採用し、軽量化と安定したコーナリング性能に寄与しています。
この高い走行性能はほぼオリジナルのままチーム38が鈴鹿4耐に出場し優勝したほどです。
4月にはカラーリングにエボニーが追加、7月には2,000台限定でZ1000R同様の段付きシートを装着した人気色のライムグリーンが追加されました。
Z400GP モデル変遷 | ||||
モデル名 | 車台番号 | モデル年式 | カラー名 | 参考画像 |
Z400GP | KZ400M-000~ | 1982年7月 | ライムグリーン | ![]() |
1982年4月 | エボニー | ![]() |
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1982年3月 | ファイアークラッカーレッド | ![]() |