英国を代表するモーターサイクルメーカー[Triumph]の長い歴史の中で数多くのモデルが誕生しました。
中でも、1958年に[ボンネビルT120]がフラッグシップモデルとして登場、その後2006年に[ボンネビルT100]、そして2016年に待望の[ボンネビルT120]が登場し、以後派生モデルを増やしながらトライアンフを代表する究極のモダンクラシックモデルが[ボンネビルファミリー]です。
ボンネビルファミリーの各限定モデルは発売から幾月が経っても市場やオークション取引で目立ち続けています。
特別仕様が施されている台数限定モデルだからこそ高い価値が残り続けるものです。
そのため、バイクワンでは各限定モデルを特に高価買取対象モデルとし、限定モデルならではの価値を見極めた買取を行っております。
ここではボンネビルファミリーを中心にトライアンフから発売された限定モデルを年代ごとに1つのページにまとめてみることにしました。
今後随時更新予定です。
[EVEL KINIVEL LIMITED EDITON]
2025年モデルのロケット3に命知らずのスタントマンとして名を馳せたイーベル・クニーベルのチャレンジ精神と伝説のジャンプをロケット3の2モデルにオマージュした500台限定モデルです。
クニーベルが愛用した星条旗グラフィックをイメージしたホワイトベースのクロームのフューエルタンクやリアボディパーツとマットサファイアのコントラスの美しいカラーリングが特徴で、
ブラックとゴールドのカムカバーバッジにはシリアルナンバーと「Evel Knievel」のロゴがレーザーエッチング加工で刻まれる他、
レザーシートには「Evel Knievel」のシグネチャーロゴの刺繍が施され、
メーターのスタートアップ画面にはクニーベルを象徴するロゴや専用アニメーションが映し出され、唯一無二の存在感が演出されています。
| EVEL KINIVEL LIMITED EDITON | ||||
| モデル年式 | モデル名 | 車台番号 | カラー名 | 参考画像 |
| 2025年 | ロケット3 | SMTYBY2BJ5S | ピュアホワイト | ![]() |
| ロケット3 GT | SMTYBY1BJ5S | ![]() |
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[ICON EDITON]
2025年モデルのモダンクラシック限定車として[アイコンエディション]が登場しました。
1907年から7年間使用されていた筆記体ロゴをモダンクラシック7車種に復活させた”伝統””スタイル””現代的な性能”が完璧に融合した限定モデルです。
モダンクラシックの伝統的なデザインを際立たせるサファイアブラックとアルミニウムシルバーのコンビネーションカラーリングにゴールドのハンドペイントラインとエドワーディアン・ジュエリーのような筆記体ロゴが特徴です。
[STEALTH EDITION]
2024年モデルに 光の加減でさまざまな色合いに変化する独自のタンクペイントが施された[ステルスエディション]がボンネビルシリーズ8車種に導入されました。
鏡面仕上げのシルバーアイスメタリックカラーの下地にサファイアブラックからレッド、パープル、ブルー、グリーン、オレンジといった発色の良い明るいカラーにかけてのぼかしペイントに半透明のラッカー塗料を何層にも重ねることで深みのあるドラマチックなカスタムペイントが施されています。
これらのペイントはトライアンフが世界に誇るペイントチームによるハンドペイントされているため、それぞれのバイクでも同じものは無い唯一無二の特別なカラーリングであることも大きな特徴です。
[CHROME COLLECTION]
2023年モデルのボンネビルシリーズとロケットシリーズにクロームメッキタンクを搭載した[クロームコレクション]が登場しました。
1937年登場の初代スピードツインにオリジナルクロームタンクを搭載、1960年代にはトライトンに研磨加工されたメタルタンクを搭載、以後カスタムクラシック世代誕生まで、クローム加工はトライアンフの歴史上重要な部分となった正統派スタイルのカスタムです。
個性的かつ美しいクロームタンクはトライアンフの最先端クローム加工施設で職人のハンドメイドで作られます。
クロームメッキの品質と仕上がりのカギである研磨作業は通常のタンクでは20分程度の作業時間のところ、クロームコレクションのタンクは最長3時間かけて行われます。
そしてメッキを行う工程では一つずつメッキ加工を行います。超音波洗浄とすすぎの後、耐食性のあるニッケルメッキの下地処理を行い、上層に装飾クロームメッキが施されます。この作業には約1時間40分かかります。
最後の塗装工程では手作業でマスキングを行い、専用プライマーを塗布、そして手作業で吹き付け塗装、塗装とクロームメッキとの境を研磨仕上げと最終検査後にようやく車両にタンクが装着されます。
クロームコレクションの中でもスピードツイン900、スクランブラー900、ボンネビルT100には金属製のディティールが装着されています。
この金属製ディティールはトライアンフ独自のプロセスにより制作されており、フィラメント状の薄い金属のグラフィックが特徴です。また、この新素材は日本で特別に生産されていることもポイントです。
[GOLD LINE EDTION]
2022年モデルでユーロ5に適合した新型ストリートツインの登場の際に、世界限定1000台でハンドペイントのゴールドラインカラーが加わった特別仕様車「ストリートツイン ゴールドラインエディション」が登場し、即完売となりました。
そしてストリートツインの好評に続くように、新世代のボンネビルシリーズ7モデルにも「ゴールドラインエディション」が登場しました。
ゴールドラインエディションのタンクは2色のベースカラーを塗り、ならした境目に「ソードブラシ」と呼ばれる柔らかい毛の特殊な筆を用いて職人が一筆で慎重にピンストライプを仕上げ、クリアコートを塗布し完成します。
更に、タンクの下側にはピンストライプを施した職人のイニシャルがハンドペイントで書き込まれており、一台一台の特別さがより一層際立つ特別仕様車です。




























